漫画の裏読みヤクザ読み 1本目

2月8日。2・8、ニャーってことで今日はネコの日。そこでネコの話題をひとつ。

巷で話題のアニメ「墓場鬼太郎」なんですが、ついに我等がアイドル寝子ちゃんが登場しましたね。このキャラ、原作では言うまでもなく猫娘の原型なんですが、私このキャラの原型(モデル)を見つけちゃったんです。

この話に登場するトランプ重井(原作ではトランク永井)は、もちろん歌手のフランク永井氏がモデルで、外見もかなり似せて描かれています。それがアニメで動くのを見ててふと思ったんです。寝子ちゃんにもモデルがいるんじゃないかってね。

もちろん、その時ひとしきり頭を巡らせたんですが、思い当たる女優がいなかったんで、その日はそれで寝てしまいました。

そして今日です。仕事場で1950年代の「平凡」を整理してたんですが、そしたらフランク永井が目にとまったんです。で、寝子ちゃんのモデルを探してたのを思い出しました。

そういえば、この時代にネコちゃんの愛称で親しまれた女優がいたなって。写真を探したらすぐに見つかりました。そう、宝塚出身の大女優、有馬稲子のです。その顔を見て、これは間違いないって確信したんですが、コレだけじゃあちょっとネタが少ない。

水木しげるが「墓場鬼太郎夜」や「鬼太郎夜話」を兎月書房やその後に三洋社で執筆していたのが50年代中頃から後半にかけてなんで、時代的には符合するんですがね。それだけで決定しちゃうのは甘々です。慎重なパキラさんはとりあえず帰って原作を読み返すことにしたんです。

そしたら、見つかりました。
もちろん貸本は所有していないので復刻版ですが。朝日ソノラマ刊「水木しげる貸本傑作選3期太郎夜話<上>」の192ページ6コマ目です。
手元にある方は、手にとってみてください。無ければ是非兎月屋に……と言いたいトコなんですが、残念ながらうちには無いので、まんだ○けにでも走ってください。
ね、これは決定的でしょ(笑)

え?何が決定的か分からない?そんな方は有馬稲子でググって下さい。すぐに答えが見つかるはずです。

ともあれコレが決定的な証拠です。

私はここに提言します。

寝子ちゃんのモデルは有馬稲子である!

余談ですが加筆修正されたガロ版ではトランク永井は三島由美夫に当該のコマの中村錦之助はなんとつげ義春に修正されています。時代に敏感な水木先生らしい変更とユーモアがほほえましいですよね。


快楽指数:75


注:この記事は2009年2月8日に作成したものです。


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